見たものたち

恥ずかしいから読まないで下さい

父と私の話

父と私の話。

 

 

心の中で1番引っかかっているものは?

 

と聞かれたら、迷わずに

父との関係

と答えると思う。

 

 

 

それ位に私は父親との関係に満足していない。

 

 

 

怖くて、強くて、不機嫌にさせてはいけなくて、

 

理不尽で、デリケートな父。

 

 

 

私は22歳まで実家に住んでいた。

 

 

 

物心ついてから、

 

父親の機嫌を伺わなかった日は1日も無いと思う。

 

 

 

 

だから私の考え方の癖は

 

他人の顔色を伺うようなもので、

 

そして、それが間違いだという感覚がずっとある。

 

 

 

 

それは自己責任なのか、自分の選択なのか

 

 

いやいや父のせいなのだ、おかしいのはあの人だろうと

 

 

 

 

毎日毎日毎日毎日考えていた。

 

特にここ数年は。

 

 

 

 

 

ここ数年で何があったかというと、

 

 

 

 

自由に好きに生きる為に

 

色んな事を試しては失敗し傷つき、

 

その度に生きてる実感あるな、ああ楽しいな人生。と思っていた。

 

ていうか今日も思ってる。

 

 

 

 

 

 

けれども理想の自分がどこかにいて、

 

そこと少なからず乖離している自分

 

20代後半でポヤポヤ生きている自分

 

 

 

 

 

そんな自分が大好きで、でも少し嫌いで、

 

そして家族関係に起因してるなこれはと

 

 

 

ずっと思ってた。

 

 

 

 

ずっと思ってたし、いまこの瞬間も思っているんだけど

 

 

 

 

父親から切ないメールが来てしまった。

 

 

 

 

私が生まれた日にどれだけ嬉しかったか。

 

産まれたての私が可愛かったということ。

 

 

 

 

 

 

キャラチェン?

 

 

 

 

 

なんにせよ、してやられた、という感じで

 

 

 

 

 

今日から父に対する印象は、

 

このメールを書いたやつ、というのが加わるし

 

それはとても私にとって重大な事だと思った。

 

 

 

 

 

よかったんだけど良くなくて、

 

嬉しいんだけど辛くて、苦しい。

 

 

 

 

 

今日から新しく

 

 

この気持ちで生きていかなきゃいけないのか、と思うと

 

少しだけウンザリする。

 

 

 

 

 

 

確かに自由というのは罰なのかもしれないと

 

ボンヤリと考えた。

 

 

 

 

 

 

27歳になった。

 

 

 

 

 

 

以上